上半期と下半期の表示
Nanaeです。お久しぶりです。
ここから数回、よくご質問を受ける計算式の書き方をご紹介しようと思います。コピペして使えるようにしておきましたので、ぜひご活用ください。
今回は、日付のフィールドに上半期/下半期を表示させるには?という疑問に答えます。
Tableauでは、行列に入れた日付のフィールドをクリックするだけで簡単に、年→四半期→月→・・・とドリルダウンさせることができます。
でも、年と四半期の間に上半期・下半期がありません。これを表示させたい!という要望を時々聞きます。上半期・下半期を表す計算フィールドを作成して、それを年と四半期の間に入れ込むことで実現します。
Tableau Desktopに同梱されているスーパーストアのデータを使用し、日付フィールドは[オーダー日]を使って説明します。
まず、1~6月を上半期、7~12月を下半期とする計算式を以下のように作成してみます。
これを図のように日付フィールドの中に入れると、きちんと上半期と下半期が表示されました!
では次に、会計年度が4月だった場合どんな処理が必要になるでしょうか?
最初に会計年度を4月に変えます。
ここでは元の日付フィールドを複製して、複製したフィールドの会計年度を変えました。
ここでは元の日付フィールドを複製して、複製したフィールドの会計年度を変えました。
そして、4~9月を上半期、10~3月を下半期となるように、次のような計算式を書きます。
IF month([オーダー日])>=4 AND month([オーダー日])<10 THEN "上半期" ELSE "下半期" END
これを、年と四半期の間に配置します。
また、確認のために、会計年度を変更していない元のフィールドも同時に一番左に入れておきました。
また、確認のために、会計年度を変更していない元のフィールドも同時に一番左に入れておきました。
すると・・・会計年度が1年うしろにずれています・・・!2011年は、3月までが2010年度で4月からが2011年度になるはずですが、2011年の中に2011年度と2012年度が存在しています。
これは締め日で年度を表していることが理由なので、マイナス1年する計算フィールドを作成します。こちらのフィールドを使って年・四半期・月を表現します。
DATEADD("year",-1,[会計年度を4月にしたオーダー日])
これで、会計年度が4月開始の日付フィールドで上半期・下半期を表現することができました★
Nanae
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返信削除well done! the blog is good and it is about tableau it is useful for students and tableau Developers for more updates on Tableau
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